◇楽曲解説
11 : 硝子の森のセレ
 オーラストラックです。浮遊感のあるしたシンセパッドをバックに物悲しいピアノメロから始まり、曲が進むに連れドラマチックに盛り上がっていく展開を目指しました。主題曲でありながら最後にできた変な曲。
 中盤まではピアノソロとしての色が強いですがそこからギターやベース、ドラムなどを織り交ぜストレートな全部乗せアレンジに。やりたいことを全部つぎ込んだ結果7分15秒というとんでもない長さになりましたが、元々は4分から5分くらいまでの部分をもう1ループ足してさらに拡張するつもりでおりました。ただ凡長になってしまうだけなので流石に削りましたが、その判断が正解だったらいいなあと思います。
 オーラストラックゆえに作品の根幹とエピローグ的カラーを兼ねないといけなかったので最後のサビまでは寒々しい雰囲気を作りつつもその後は優しいイメージのピアノソロに。
 本当はアウトロトラックとしてピアノソロの曲を入れたかったのですが、ブックレットのトラックリストを印刷所に出してしまったので入れるに入れられなくなって、結果この曲の〆に入れる感じになってしまったわけです。でもその分曲の〆としてはいい感じになったかなあなんて…どうでしょ?

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